JR立川駅北口の「市制50周年記念 憩いの場」に、「立川村十二景」という水彩画があります。
(2013年11月撮影)
順番に写真に撮ってみました。
立川亭は、私のご先祖様のお店になります。
ゆかりがあるので、説明を引用します。
「貝殻坂立川亭鮎漁場」 明治三十年時代
この絵は、立川昇三氏が経営していた貝殻坂(富士見町五丁目)の「立川亭」のようすを描いたものですが、「立川亭」は、当時根川に面して建てられ、立川では大きい部類に属する料亭でした。
画面右側に見える細い滝のような流水は、甲武線(現在の中央線の前身)を八王子まで通すのに際し、立川段丘と多摩川にかける鉄橋とのレベルの関係から、立川駅を出るとまもなくの所から、段丘の出口まで堀り込まれましたが、ここから流れでてくる地下水で、貝殻坂から根川に落ちこませていました。
この料亭は、崖の斜面に建てられいたことから、お客は駅から送り込まれると、裏から入っていきなり三階に通されるので、逆に上から下におりてきて、田畑をながめ、富士を鑑賞しながら自慢の鮎料理を味わうという一風変わった建物の料亭でした。
そして、鮎漁にきたお客は、この料亭で着物を着替え根川にかかる仮橋を渡って多摩川までおり、漁をしたということです。しかし、「立川亭」は明治の終わり頃になると、種々の事情から取り払われてしまいました。
また、この当時の根川は、川にとび込んで水泳ができるほどに水が豊富で、きれいな流れをしており、川魚もたくさんおり、村の人々にとっては格好のつり場ともなっていました。
残念ながら割れていて、破片を集めて写真に収めました
全体は、このような雰囲気です。
街中の憩いの空間にあります。
立川にお近くにお住まいの方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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